運転免許の費用はいくら?取得方法別に解説

免許にかかる費用はいくら?

普通自動車の運転免許を取得したいけれど、どの程度の予算を用意しておけば良いのかがわからずに悩んでしまう人もいるでしょう。運転免許の習得方法の違いによってかかる費用には違いがあります。どのような取得方法があって、どの程度の費用がかかるのでしょうか。取得方法による難易度の違いも考慮して選ぶようにしましょう。

運転免許の三つの取得方法と特徴

普通自動車の運転免許を取得するための費用を考える上で重要なのが取得方法ごとに分類して考えることです。運転免許の取得方法は三つに大別することができます。昔からよく行われているのが自動車教習所に通って教習を受ける方法です。そして、近年人気が高まっているのが合宿に行って教習を受けて免許を取得する方法です。教習所に通う場合には免許が手に入るまでに1ヶ月以上の期間がかかってしまいますが、合宿の場合には二週間少々で済むというメリットがあります。ただし、まとまった休みを確保できなければ受けられないのがデメリットで、時間的に融通が効きやすい点では教習所に通う方法が優れているでしょう。どちらも学科教習と技能教習を同じ数だけ受ける仕組みになっている点では違いはありません。学科と技能を一定数修了して学科試験と修了試験に合格すると仮免許を交付され、路上での技能教習と追加の学科教習を受けることで卒業検定を受けられるようになります。そして、卒業検定に合格すると運転免許センターで免許証を発行してもらえるという流れはどちらを選んでも同じです。一方、もう一つの方法として一発免許とも呼ばれる手段があります。これは教習所を利用せずに、直接運転免許センターで技能試験を受ける方法です。わずか数日で運転免許を取得でき、教習を受ける必要がないというメリットがありますが、十分に安全に運転できる技能と知識を持っていないと合格できません。仮免許の学科試験、技能試験を受けて仮免許を発行してもらい、さらに普通免許の学科試験と技能試験を受けて合格したら免許が交付できるという仕組みになっています。

教習所に通って取得するときの費用

教習所に通って運転免許を取得する場合にかかる費用はおよそ25万円から30万円少々というのが相場になっています。AT限定の方がMTよりも2万円程度安いのが一般的ですが、これは技能教習の数が少なくて済むからです。教習所でかかる費用の内訳は入所料金、技能教習料、学科教習料、諸費用といった大まかに分けられます。諸費用には仮免許の学科試験の費用、修了検定料、卒業検定料、運転適性検査料などの教習に直結するものに加え、教本の代金や高速教習の料金、証明写真代などが含まれています。諸費用の大半は検定料などのように明確に金額が定められていて、どの教習所でもほとんど違いはありません。しかし、入所料金や教習料については教習所によってかなりの差があります。大まかには入所費用が30000円から10万円、技能教習料が1時間あたり4000円から5000円、学科教習料が総額で4万円から10万円程度です。

合宿で免許を取得するときの費用

合宿に行って運転免許を取得するのにかかる費用は20万円以上というのが相場になっています。格安のものを選ぶと20万円未満になることもありますが、場合によっては教習所に通って取得するのと費用が変わらない場合もあります。合宿免許が人気になっているのは、短期間で取得できるだけでなく、費用も抑えられるのが理由として大きなものです。そのため、各教習所が競い合うようにして価格を下げるようにしています。教習を短期間に詰め込めるので人件費を抑えやすく、場所も地価や物価が低い地域を選びやすいので安くできているケースが増えているのが現状です。合宿免許の費用には教習所に通うときと同様に入所料金や教習料金、諸費用が含まれていますが、それ以外についてはケースバイケースです。合宿中の宿泊費用や食費、宿泊先と教習所の間の交通費などについても含まれているコミコミのプランもあります。一方で、宿泊先は自分で手配して自由に選べるようになっているプランもあり、価格は安く見えても全体として必要になる費用は高くなってしまうという場合もあるので注意が必要です。

一発取得を目指すときにかかる費用

運転免許センターで一発取得を目指す場合にかかるのはほぼ法律によって定められている費用だけです。およそ26000円で運転免許を取得できます。費用として必ず払わなければならないのが仮免許試験費用と普通免許試験費用、そして免許の取得のために必要になる特定教習・取得時講習の費用です。仮免許試験費用は受験料が3000円、試験車使用料が1550円、交付料が1100円と定められています。普通免許試験費用についても同様で、受験料が2200円、試験車使用料が850円、交付料が2050円です。合わせると10750円で、これに講習費用を加えた金額が最低限必要な費用になります。講習費用は受講する場所によって違いがありますが、15000円前後の教習所が多いのが現状です。そのため、順調に取得できれば26000円で自動車運転免許が手に入ります。

失敗すると費用がかかるので注意

どの方法で運転免許を取得するときにも、相場とされているのはあくまで順調に免許を取得できた場合の費用です。もし失敗をして追加で教習を受けたり、試験を受け直したりする必要が生じると追加料金が発生することがあります。仮免許や普通免許の技能試験に落ちてしまったときには再度受験しなければなりません。受験料と試験車使用料がどの取得方法を選んでいたときでもかかります。仮免許の場合には4550円、普通免許の場合には3050円です。教習所を利用している場合には技能講習で不合格とされて再受講しなければならない場合も生じますが、この場合にはその教習所で定めている再受講料を払わなければなりません。落ちてしまった回数だけ再受講が必要になり、一回あたり4000円から5000円が必要です。また、合宿免許の場合には技能講習の再受講や試験の不合格で予定通りに免許が取得できないとなると延長料金がかかる場合があります。宿泊費用や食費なども追加になるので数万円単位で必要になることもあるので注意が必要です。ただし、入所の際にこのような追加料金がかからないオプションを選べる教習所もあります。1万円から5万円程度がかかりますが、失敗が怖いから安心して受けられるようにしたいという場合は申し込んでおくのが賢明です。

自動車の運転免許の取得にかかる費用はやり方次第

自動車の運転免許を取得するのにかかる費用は教習所に通うか、合宿で取得するか、一発で取得を目指すかによって大きく異なります。標準的な料金は低かったとしても合格率も低くて、試験や教習で失敗してしまうと予定よりも費用がかさんでしまうので注意が必要です。どの方法が自分に最も適しているかを考えて選ぶようにしましょう。