運転免許の種類と取得方法を解説

運転している人

日本だけではなく、公共の道を自動車で走行する場合には運転免許が必要です。運転免許としてもっとも一般的に知られているのが普通免許ですが、運転免許には普通免許だけではなく、いろいろな種類があります。ここでは運転免許にはどのようなものがあるか解説し、それぞれの運転免許の取得方法についても簡単に紹介します。

運転免許の種類について

運転免許には色々な種類があり、大きく分けると以下の通りになります。

  • 第一種運転免許
  • 第二種運転免許
  • 仮運転免許

そして第一種運転免許と第二種運転免許は更に細かく区分されています。それぞれの運転免許では運転することができる車が明確に分けられています。もし自分の乗りたい自動車を運転する免許を所有していなければその都度それに応じた運転免許が必要になるというわけです。ごく簡単にそれぞれの運転免許について解説していきます。

第一種運転免許

プライベートで運転したり、工事現場など、仕事をする際に特殊な車両を運転する際に必要となる免許です。

第二種運転免許

料金を受け取ってお客さんを乗せる車を運転する際に必要となる免許です。

仮運転免許

免許を取得するための講習を受けている状態で、講習のために一般道や高速道路を走行するために必要となる免許です。仮運転免許の人は自分一人で車に乗って運転することは禁止されていて、車を運転する際には必ず仮免許を所持している状態で現在講習を受けている自動車を運転できる人を横に乗せ、仮免許練習中と書かれたプレートを掲示する必要があります。

ちなみに運転免許を取得するには極論を言えば試験に合格すればいいので、必ず講習を受けなければいけないというわけではありませんが、いきなり試験を受けても合格する見込みはほぼないため、教習所に通って講習をきちんと受けるようにしましょう。

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二輪車の免許について

バイクの写真運転免許が必要なのは四輪車だけではありません。二輪車も必要です。二輪車の運転免許には以下ような種類があります。

  • 原付免許
  • 普通二輪免許
  • 大型二輪免許

二輪車の免許についても簡単に説明していこうと思います。

原付免許

満16歳以上になれば取得可能で視力検査や聴力検査などを受けた後、いきなり学科試験を受けることとなります。学科試験に合格すればその場で免許を受け取り、原付が運転できるようになります。ちなみに原付は普通免許を含め、ほかの免許を取得した時点で運転可能になることが多く、普通免許を取得できない年齢の若者以外単独でこの免許を取得する人はあまり居ません。

普通二輪免許

排気量が50ccを超えて400cc以下のオートバイを運転するために必要となる免許です。普通二輪免許も満16歳以上になれば取得でき、指定された条件以上の視力や聴力があって一般常識が理解できる人ならば誰でも取得する権利があります。普通二輪免許を取得する場合は免許取得のための試験に合格する必要があります。

大型二輪免許

排気量400ccを超えたすべてのオートバイを運転することが可能です。満18歳以上で自動二輪免許と同様、所定の条件をクリアした人ならば取得する権利があります。免許を取得するためには自動二輪免許と同様に卒業試験に合格しなければいけません。ちなみに大型二輪免許を取得するのに普通二輪免許を所有している必要はありませんが、所有しているといくつかの講習が免除されるため費用が安くなり取得までの期間も短くなります

四輪車の第一種免許

四輪車の第一種免許は大きく分けると以下の4種類に分けられます。

  • 普通免許
  • 中型免許
  • 準中型免許
  • 大型免許

こちらの免許についても、簡単に説明していきます。

普通免許

運転免許の中でも所有者数が最も多く、通常自動車販売店で販売されている自動車はこの普通免許を取得することで運転が可能となります。普通免許は満18歳以上の所定の条件以上の視力と聴力がある人で、一般常識がある人ならば誰でも取得が可能です。
取得するには他の免許と同様、卒業試験に合格しなければいけません。

中型免許

中型の自動車を運転するために必要な免許で、車両総重量5t以上11t未満、最大積載量3t以上6.5t未満、乗車定員11人以上29人以下の自動車が中型自動車になります。中型自動車と次に解説する準中型自動車と大型自動車は人や荷物を運搬するための自動車で、日常生活で使われることはまずありません。中型免許は満20代以上で、普通免許又は準中型免許を取得して2年以上経過していなければ取得できません。そして卒業試験に合格する必要がありますが、更に普通免許を取得していることが条件となっています。

準中型免許

2017年から出来た免許です。準中型免許は車両総重量7.5t未満・最大積載量4.5t未満のトラックを運転することができる免許で、満18歳以上ならば普通免許を持っていなくてもいきなり準中型免許を取得できます。

大型免許

車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上、または乗車定員30人以上の四輪自動車を運転するために必要となる免許です。条件としては満21歳以上で普通免許又は大型免許を所有している免許経歴が3年以上となっています。取得するには他の免許と同様、卒業試験に合格しなければいけません。

他の車両でも講習を受けずにいきなり試験を受けて免許を取るのは至難の業ですが、中型免許以上になると車両が大きく車幅感覚は実際乗らなければ全く分からないため、講習を受けずに免許を取得するのはほぼ不可能でしょう
大型トラック

特殊免許やけん引免許

第一種運転免許にはその他にも、おもに仕事をするうえで必要になる免許があります。

  • 小型特殊免許
  • 大型特殊免許
  • けん引免許

特殊免許についても、説明していきます。

小型特殊免許

フォークリフトやトラクターなど、小型特殊車両を運転する際に必要となる免許です。ちなみに小型特殊車両は原付と同様、普通免許を取得した時点で運転が可能なため、小型特殊免許だけを取得する人はほとんど居ません。

大型特殊免許

ロードローラーやダンプカーなど、主に工事現場で活躍する車両を運転するための免許です。大型特殊免許は満18歳以上で所定の条件をクリアしていれば免許を持っていなくても取得できますが、取得しようとする人は既に普通免許など、何らかの免許を所有していることがほとんどです。

けん引免許

トレーラーやタンクローリーなど牽引自動車と呼ばれる四輪車を運転するために必要です。牽引自動車にはさまざまな大きさのものがありますが、その車の大きさに応じた運転免許を所持していて、尚且つこのけん引免許を取得しなければ牽引自動車は運転できません。例えば中型自動車サイズの牽引自動車を運転したい場合は先に中型免許を取得した状態でけん引免許を取得する必要があります。

コンテナトレーラー

第二種免許について

第二種免許は先ほども説明したように、バスやタクシーなど料金を受け取って人を目的地まで運ぶ旅客自動車を運転するための免許です。第二種免許には車両の大きさ別に普通免許や中型、大型などがあり、それぞれに対応した免許を持っていなければ運転できません

例えば普通二種免許ではタクシーは運転できますが、路線バスや長距離バスは運転できません。バスを運転したいのであれば中型二種免許や大型二種免許が必要です。

二種免許を取得するには満21歳以上で尚且つ普通免許などを所有して3年以上経過していることが条件です。取得の方法は一種免許と同じで所定の講習を受け、試験に合格することで免許が交付されます。

運転免許には色々な種類がある

以上のように、運転免許には色々な種類があり、それぞれ運転が可能な車両が定められています。免許を取得するには卒業試験に合格する必要があります

いきなり試験を受けることも可能ですが、合格する可能性はとても低いです。どの運転免許でも試験に合格するための講習を行っているので、免許を取得したいのであれば所定の講習を受けるようにしましょう。