種類別・運転免許更新手続きの流れ

運転免許と鍵と車

いざ運転免許を取ろうと思ったときにふと気になるのが更新手続き。きちんと行わないと余計な手間がかかり、最悪の場合には運転免許の更新が認められないということにもなりえます。また、運転免許の種類によって手続が変わる部分もあるので複雑です

そこで今回は更新の期間、手数料、必要な持参品などの概要を紹介し、将来運転免許の更新のときに迷わないように疑問を解消していきます。

運転免許の種別

運転免許の種別を大きく分類すると、以下の3つになります。

  • 第一種免許
  • 第二種免許
  • 仮免許

第一種免許は道路で自動車の運転をするためのもので、具体的には大型免許や普通免許、原付免許などを含めて合計10種類あります。第二種運転免許は道路で自動車を運転するだけでなく、タクシーやバスなどの旅客運送を行うためのものをいいます。21歳以上であることや学科、技能ともに難易度が高いことなど、免許を取得するための条件が第一種免許より厳しいのが特徴です。

仮免許は路上で自動車を運転するために必要なものであることは第一種免許と共通していますが、本免許取得のための運転練習や技能検定を受けることを目的とするという違いがあります。

更新手続きの点からみると第一種免許と第二種免許は共通で、仮免許は第一種免許を取得するためのものなので更新手続きはありません。

運転免許区分は5種類ある

運転する自動車の種類や乗り方ではなく、運転者の状況によっても免許の種類が変わります。これが運転免許区分で優良運転者、一般運転者、違反運転者、初回更新者、高齢者の5種類があります。

優良運転者に交付される免許はゴールド免許とも呼ばれ、更新時に過去5年間事故や違反がない人のことをいいます。一般運転者は過去5年間に軽微な違反が1度だけの人で、違反運転者は優良運転者と一般運転者以外の人です。

初回更新者は運転免許を交付されて1度目の更新をする人で、高齢者は70歳以上の人です。更新手続きの点ではこちらの種類の方が重要です。更新手続きの期間や手数料の違いと運転免許区分を連動させて交通ルールの遵守を狙っているといえます。

運転免許の更新期間

免許更新はがき警察署や免許センターに更新手続に行く期間は更新の年の誕生日の前後1カ月の合計2カ月です。では更新年はどうやって決まるかというと有効期限によります。有効期限は誕生日の一か月後に設定されているので2カ月遡った時点から有効期限までが更新期間となります。

運転免許を取ってから最初の更新までの期間は、およそ3年です。免許の交付を受けた日以降の3度目の誕生日の前後2カ月が更新の期間となります。2回目の更新は3年後で共通していますが、それ以降は運転免許区分によって更新までの期間が変わります。優良運転者になると更新までの期間が5年となります

他の区分の場合には更新までの期間が原則として3年のままなので、無事故無違反者は優遇されているといえます。また、実際に更新に行く日時は受付時間が地域の運転免許センターや警察署によって変わってきます。そのため二度手間にならないように事前に電話やホームページで確認する必要があります。目安の受付時間としては8時30分から17時までの間がほとんどです。

更新手続の流れ

更新申請の受付、適性検査を受けて申請書に記入、運転者講習、運転免許の交付が手続で共通しているところです。適正検査では運転に必要な視力と聴力と運動能力を測ります。注意点は地域によって順番が前後することがあったり、写真の持参が認められたりすることです。そして必要な持参品は以下の通りになります。

  • 更新のお知らせハガキ
  • 認印
  • 黒のボールペン
  • 更新費用(現金)
  • 眼鏡やコンタクトなど(裸眼での視力が合格基準をみたさない人)

高齢者講習では高齢者講習修了証明書または特定任意高齢者講習修了証明書が必要になります。

講習風景

講習にかかる時間

優良運転者講習は約30分、一般運転者講習は約1時間、違反運転者講習、初回更新者講習は約2時間です。つまり、違反運転者は交通ルールを再確認してもらうため、初回更新者は運転に慣れた頃なので改めて意識してもらうためにそれぞれ講習時間が長くなっているといえます。

高齢者講習は70歳から74歳までと75歳以上で分かれています。70歳から74歳までの人と75歳以上の人が受ける認知機能検査で異常がなかった人が受ける合理化講習は約2時間です。

また、認知機能検査でなんらかの異常があった場合には高度化講習を受けなければならず講習時間は合理化講習よりも1時間長くなります。老化による認知機能の低下を原因とする交通事故の防止のためです。

更新にかかる手数料

地域によって微妙に前後するので事前に電話やホームページで確認しておく必要があります。更新手数料は一律で講習手数料が免許の種類によって違いますがだいたい合わせると3000円から4000円の間です。講習の時間の長さに比例しているので、違反者、初回更新者が同額で高く、一般運転者、優良運転者の順で安くなっていきます。高齢者の場合は複雑ですがだいたい合計で7000円から8000円の間です。

また、厳密には運転免許の更新の費用ではないですが、更新手続きの際に交通安全協会費の支払を求められます。年会費500円が更新年数分かかるので、ゴールド免許の更新の際には2500円の支払いを求められます。

任意なので支払う必要はありませんが、支払うメリットもあります。免許証ケースがもらえる、チャイルドシート、交通安全のDVDのレンタルができる、入院見舞金制度の会員になることができるなどです。

更新手続きを忘れてしまった場合

アッとなる女性有効期限が切れて6カ月以内に収まっていれば、どのような理由によって手続ができなかったかを問わず運転免許の交付が受けられます。必要な手続きは適性試験の受験と講習を受講することです。ただし、必要な書類は通常の免許更新の場合と変わるので注意が必要です。

忘れていたなどの理由がないのに更新手続きをしなかったとき。そのまま運転免許が失効してしまったら、申請用写真1枚、住民票、認印、失効した運転免許が必要です。さらに忘れたままで1年を経過してしまうと運転免許の更新ができません。新規で運転免許を取得しなければいけなくなります。

やむを得ない理由によって更新手続きができず有効期限が切れてしまうことも考えられます。やむを得ない理由を証明する書類を提出して認められると更新が認められる期間が延びるので、期間内であれば免許の交付が受けられます。しかし、なにも申請せずに長期間放置していると最終的には更新ができなくなる場合がありますので早めに手続きを行う必要があります

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運転免許の更新は迅速・確実に

運転免許の更新は費用も時間もかかるものですが、しないでおくと余計な時間と手間がかかってしまいます。せっかく取った運転免許が取り直しになる可能性もあるので、運転免許の更新は迅速・確実に行い最低限の手間で済ませる必要があります。

さらにゴールド免許であれば更新にかかる費用も時間も減るので、免許を取ったら交通ルールを守ってゴールド免許を維持していくことをおすすめします。