合宿免許の流れと費用

自動車教習所コース

「免許を取ろうと思っているけど合宿ってどんな感じ?」
「お金はどれくらいかかるの?」

そのような疑問を持っている人のために、合宿免許の流れとかかる費用を紹介します。合宿免許は通学で免許を取得することに比べてとても早く、そして場合によっては費用を安くすませることもできます。免許を取ろうか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

そもそも合宿免許って?

合宿免許はおよそ2週間にわたり教習所の用意している合宿施設に泊まり自動車の運転免許取得をめざす方法です。AT(オートマ)限定なら最短14日で卒業することができるので、短期間で免許を取得したい人におすすめです。

全国各地に様々な教習所があり、それぞれに特色があります。友達と一緒に旅行気分で行けるところや、食事がおいしいところ、観光ができる場所などがありますので、幅広く探してみると良いでしょう。

合宿免許の流れ(1日目)

旅行へ行く人合宿免許に申し込み、入校日当日になったら指定された場所に集合します。1日目は入校手続きや説明を受け、適性検査を受けます。適性検査とは視力や聴力を測るためのものなので、特に気負う必要はありません。

ただ、車を運転する際には片目で0.3以上、両目で0.7以上の視力が必要なので、裸眼でこの基準に満たない人は眼鏡かコンタクトを忘れないようにしましょう。

適性検査を終えたら先行学科を受けます。ここでほとんどの場合運転適性診断を受けます。これは心理テストのようなもので、注意力や順法精神をみます。この診断の結果が悪いからと言って免許が取れなかったり、教習を多く受けねばならなかったりすることはありませんが、自分の弱点として認識しておかなければなりません。この後、そのまま学科や技能の教習を受けることもあります。

2日目から仮免許取得まで

仮免許を取得するまでを第一段階といいます。第一段階の学科では、運転についての基本的な知識を学びます。標識の意味や制限速度など、今までなんとなく知っていたことをしっかり学びます。覚えなくてはいけないことが多いので大変ですが、運転の基礎になるのでしっかり身につけましょう。

第一段階の技能では教習所内で運転の基本操作を学びます。発進や停止、右左折などです。実技の最後の時限では「みきわめ」が行われ、これに合格すれば「修了検定」を受けることができます。

修了検定を受けるには、AT(オートマ)限定の場合10時限の学科と12時限の技能をこなさなければなりません。実は、第一段階の場合技能教習を受けられるのは1日2限までと法律で決まっています。そのため、修了検定を受けられるのは最低でも7日目です。学科には1日あたりの制限はありません。

修了検定では、場内のコースを教官に言われた通りに走る中で、100点からの減点方式で採点されます。最終的に70点以上あれば合格です。
修了検定の後は仮免許学科試験があります。全50問の〇×式で、45問以上の正解で合格です。学科で勉強したことから出題されるので、しっかり復習しておきましょう。

修了検定と仮免許学科試験に合格すると、仮免許をもらえます。仮免許を持っていると、条件付きで路上を運転できるようになります。

仮免許取得から卒業まで

教習試験
仮免許を取得した後は第二段階に移ります。学科では救命訓練やタイヤ交換の方法など、より実践的なことを学びます。技能ではいよいよ実際の路上での運転が始まります。はじめは周りの車の流れに乗るだけで精一杯ですが、実際に車を運転しているという喜びを味わえるでしょう。

また、自分で考えたルートを走行したり、高速道路を運転したりする教習もあります。合宿免許のメリットとして、教習所が田舎にあることが多いので、路上も運転しやすいということが挙げられます。道幅が広く、走っている車も少ないので初心者にとっては走りやすいでしょう。

第二段階ではAT限定の場合、学科16時限、技能19時限が必要です。第二段階になると技能は1日3時限まで受けられるので、卒業検定は最短で14日目です。もちろん、修了検定で落ちてしまったり、技能実習がうまくいかずに追加教習になった場合、この日数は伸びてしまいます。

教習が順調に進み、技能の最後の時限の「みきわめ」に合格したらついに「卒業検定」です。修了検定と同じように教官に指示されたコースを走りますが、今回は実際の路上で検定が行われます。

一時停止を見落としたりしてしまうと一発で不合格になるので注意しましょう

卒業検定もまた100点からの減点方式で、70点以上で合格です。合格すれば晴れて教習所を卒業となります。今回は学科試験は行われません。

卒業から免許取得まで

教習所を卒業したら即免許を取得できるわけではありません。自分の住民票がある県の運転免許試験場に行って、「本免許学科試験」を受ける必要があります

〇×式90問に加え、絵を見て答えさせる問題が5問あり、100点中90点以上で合格です。合格率は70%ほどで、もし落ちてしまったらまた別の日に受けなおさなくてはいけません。免許試験場は郊外にあることが多いので、何度も通うのは大変です。学科で習った内容をしっかり復習して、1回で受かるように努力して挑みましょう。

また、教習所を卒業した人は既に卒業検定を受けているので技能の試験はありません。本免許学科試験に合格したら、晴れて免許が交付されます。免許用の写真撮影も行われるので、身だしなみを軽く整えておくといいかもしれません。

お金はどのくらいかかるの?

ハウマッチ合宿免許金は教習所や時期によっても変わりますが、相場としては20~22万円くらいです。食事のありなしによってもこの値段は変わってきます。食事なしで宿泊だけのプランなら15~18万円ほどの教習所もあります。できる限り費用を抑えたい人におススメですね。

また、教習所によっては観光付きのプランもあります。近くの観光地のチケットをプレゼントしてくれたり、送り迎えをしてくれるサービスもあります。友達と一緒に旅行気分で楽しみたい人にぴったりですね。

他にも、教習所内限定の通貨があるところもあります。掃除などのボランティアをするとその通貨がもらえ、教習所内のレストランや美容院などで利用できるそうです。ちょっとしたアルバイトのようなもので、長い合宿生活での気分転換に良いですね。

先ほど示した相場は順調に教習が進んだ場合の値段です。もし追加で教習が必要になったり、修了検定や卒業検定で落ちてしまった場合は、教習費用や延泊料金が必要になります。教習所によっては、それらの追加費用がかからないプランもあるので、不安な人はそういったプランに申し込むと良いでしょう。

免許取得にかかる費用についてもっと詳しく!運転免許の費用って?取得方法別に解説!

合宿免許のススメ

合宿免許は最短で免許を取得でき、全国各地からやってくる同じ教習生と仲良くなれるうえ、通学免許より安いこともあるので、まさにいいこと尽くしです。

朝から夕方まで運転について学ぶ期間は、大変なことも多いかもしれません。しかし、それは一生ものの思い出になるでしょう。極力金額を抑えて免許を取りたい人、友達と一緒に取りたい人、思い出を作りをしたい人などは合宿免許を検討してみてはいかがでしょうか。